
人は自分が住んでいる都市について、何をメリット・デメリットと感じているのだろうか。
今回注目したのは、都市問題を研究する森記念財団の都市戦略研究所が発表した「世界の都市総合力ランキング」にまつわる数字。
この調査は世界30都市を対象に、都市の経済規模や研究機関の質、都市内交通インフラなど5分野63項目の指標について点数化し、都市としての「総合力」をランキングしたもの。そこで明らかとなったのが、我がニッポン「東京」の順位。東京は総合点でニューヨーク、ロンドン、パリに続き4位という結果となった。
しかし、対象となる評価項目ごとのランキングにはバラつきがあり、東京は研究開発や経済分野では高評価であった一方で、居住や環境に関する項目では20位台に低迷するという状況であった。
日本にとっては、東京の生活空間としての“暮らしにくさ”が浮き彫りとなった今回の調査、人間にとっての“暮らしやすさ”とは何かを改めて考えさせられる結果ではないだろうか。