新生活特集 新サラリーマンいろは事典 3年目の真実 座談会3

新サラリーマンいろは事典

  • い 意気揚々(いきようよう)
  • ろ ロマンス(ろまんす)
  • は 初月給(はつげっきゅう)
  • に にこやか(にこやか)
  • ほ 本(ほん)
  • へ 返事(へんじ)
  • と 頭角(とうかく)

と 頭角(とうかく) 社会の荒波を乗り越えた!?3年目の真実

一足先に社会の荒波へこぎ出した先輩たちは、その後どのような経験を積んだのか!?ここでは今も日々奮闘中の社会人3年目の先輩たちによる生の声をお届け。これから“社会”という大海原にこぎ出すキミたちの“羅針盤”になる…かも!?

会社の飲み会ではひたすらおじさんのお世話役に回るらしいC子さん。4月に入ってくる後輩たちのお手本になりそう

身につけるべきは「飲み会スキル」
B男
「“飲み会のスキル”って重要だと思わない?」
D子
「すごく思う!!いくら大学のときに飲み慣れていても、若い人の飲み方とおじさんの飲み方って違うんだよね」
C子
「おじさんって形式的なマナーに弱いっていうか、形式的なマナーじゃないと伝わらないときがある。最初はホントに気を使ったりしていたんだけど、それに気づいてからは『なんだ、形式的なマナーでいいのか』って気が楽になった(笑)」
A男
「形式的なマナーって、たとえばどんなの?」
C子
「暑そうにしてたらジャケットを脱がせてハンガーにかけてあげるとか、カラオケで曲の入れ方がわかんなかったら代わりに入れてあげるとか…」
A男
「もう“お世話”じゃん(笑)。そういうスキルって、どこで身につけたの?」
C子
「先輩がやっているのを見て、『あんな風に気を使えるようになりたいな』って思ったの」
B男
「そういう先輩がいるのは良いよね。やっぱり、飲み会スキルは重要だよ!」
D子
「ホントにそう。職場と飲み会って、実は繋がってる部分が多いと思うし。『飲み会を制した者は職場を制す』といっても、過言じゃないかも」

時間が経つにつれ、どんどんヒートアップしていった座談会。あまりの白熱ぶりに「仮面がジャマ!(笑)」なんて声も

社会人になって、良かったこと
C子
「『社会人になって良かったこと』って、どんなことが思い浮かぶ?」
A男
「やっぱりお金かな。学生の頃と比べて余裕が出てきた。B男は?」
B男
「時間の使い方が上手くなったことかな。今やるべきことと、そうじゃないことの取捨選択ができるようになった。社会人は時間がないからね」
D子
「あたしは話す人の幅が増えたことが一番嬉しい。大学のときはいつも同じメンバーと一緒にいて、世界がそこにしかなかったから。だけど、社会人になると今まで知り合うことがなかったような人とも付き合うようになって、世界が広がった気がする。C子はどう?」
C子
「そうだなぁ…。あたしね、仕事って“楽しくない”のが基本だと思うの(笑)。お金がもらえるから仕事をしている部分もあるわけで。そういう社会人としての境遇の中で、こうやってお酒を飲みながら真剣に話すのが“楽しい”」
A男
「わかる。同じ境遇でしか、話せないことってあるもんね」
B男
「それじゃ、『社会人3年目』という同じ境遇の者同士、今夜は飲み明かすとしますか!」
取材後記

2軒目を求めて夜の街に消えていった4人を見ながら、「社会人もそんなに悪いものじゃないんだな」と、じみじみと感慨にふけってしまった。確かに学生時代と比べたら自分の時間は減るし、責任も重くのしかかってくるけど、そのぶん“人としての成長”が得られる。彼らも失敗を繰り返したように、1年目は出来なくて当たり前。肩肘張らずに行こう。

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撮影:ヤマグチタカヒロ