もともと、桜ははかないものと思われてきた。『古今和歌集』に読人知らずとして、
空蝉の世にも似たるか花ざくら
咲くと見しまにかつちりにけり
という歌がある。空蝉とは蝉の抜け殻のこと。そこから魂が抜けてしまった虚脱状態を称するようになった。歌の意味は「桜の花ははかない世の中に似ているのか。咲いたと思うと同時に散ってしまっていた」ということであろう。

このページ上に表示される記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。



















