“狂喜”な桜名所 福島・三春滝桜

泣けるほどに美しい、とも称される 福島・三春滝桜

ほとばしるかのように咲き競う

まさしく桜の滝に飲み込まれるかのような、見る者を圧倒する迫力。枝の広がりは東西約25m、南北約20mあり、四方に伸びた太い枝から薄紅色の小さな花がほとばしるかのように咲き競う。とても1本の桜の木とは思えないほどのすさまじい数の花が、樹齢1000年を超える巨木を覆い尽くすのだ。長い年月を経てもなお、毎年春が訪れるたびに精一杯花を咲かせる姿に心打たれる人は多く、まるで奇跡を目の当たりにしているかのようなその美しさは、尋常ではない。

天然記念物&日本三大桜のひとつ

この滝桜、エドヒガン系の紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)で、大正11(1922)年10月12日に国から天然記念物指定を受けた名木である。そして、滝桜と根尾谷の淡墨桜(岐阜県本巣市)、山高神代桜(山梨県北杜市)は日本三大桜と言われ、西の淡墨桜に対して、滝桜は東の横綱に位置づけられている。また、実は全国でも指折りの人気を誇る、言わずと知れた桜の名所でもある。周辺には、この巨木を取り囲むように階段が整備されているので、美しい桜を愛でながら散策することができる。

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