



広告

「HEROES/ヒーローズ」© 2006 NBC Studios, Inc. All rights reserved.

賞レースを盛り上げる秀作もあれば、厳しい視聴率競争をサバイブしようと挑む野心的企画が多いのも米国TV界だ。
ちなみに昨秋から今春のシーズン、ドラマ視聴率ベストテンは、1位「CSI:科学捜査班」、2位「グレイズ・アナトミー」、3位「Dr.HOUSE」、4位「デスパレートな妻たち」、5位「CSI:マイアミ」、6位「FBI 失踪者を追え!」、7位「NCIS〜ネイビー犯罪捜査班」、8位「Two and a Half Men」=日本未放送、9位「コールドケース」、10位「LOST」だった。
10番組中、実に半分が犯罪ミステリーで、この傾向はここ数年変わっていない。だが他のジャンルは実に多彩で、話題の新作「HEROES/ヒーローズ」などを含む11〜20位もほぼ同様。強引にまとめるなら、エミー賞同様に保守性と革新性が同居しており、この不断のダイナミックスこそ、米国ドラマを前進させ、面白くし続けているのだ。
第59回エミー賞授賞式でドラマ・シリーズ部門の助演男優賞を受賞したテリー・オクィン

もう1つ注目すべき傾向は、わが国でも人気が高い「24」、「エイリアス」などの影響から「LOST」が生まれ、さらに「プリズン・ブレイク」が続いたというように、ストーリーの連続性を重視するサスペンスやアドベンチャーが増えたこと。日本ではCSで放送された「Invasion インベイジョン」、「キッドナップ」、「失踪-Vanished」もそうだ。しかしこれらの番組は、肝である“謎解き”がその本領を発揮する前に、番組自体が終わって残念。緻密な構成が要求されるジャンルであるがゆえ、登場人物を入れ換えるといった方向性の微調整(テコ入れ)が難しいのだろう。
このページ上に表示される記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
© 2007 AXN Japan Inc. All Rights Reserved.
MATHEW IMAGING © 2007